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自動化でネットワーク運用を進化させる!アウトソーシング部Hideki.Oさんインタビュー

大手企業の情報システム部門に常駐し、社内ネットワーク運用を担当するHideki.Oさん。1000台を超えるネットワーク機器の安定稼働を支えつつ、自動化ツールの開発や教育体制づくりにも取り組むエンジニアです。

Hideki.Oの画像

アウトソーシング(OS)部

Hideki.O

MVP受賞コメント:プログラムによる自動化と教育指導で、チームの品質・生産性向上に大きく貢献しました。期待を上回る成長は目覚ましく、次なるステージでの飛躍を楽しみにしています。

MVP受賞おめでとうございます。まずは率直なお気持ちを聞かせてください。

H.O

ありがとうございます。正直なところ、なぜ自分が選ばれたのかは今でも不思議な感覚があります。ただ、日ごろの業務への向き合い方や改善への取り組みを評価していただけたのだと受け止めています。素直にうれしい気持ちですし、今後の励みにもなりました。

現在の業務内容について教えてください。

H.O

大手企業の情報システム部門に常駐しています。社内ネットワークの運用を担当しており、1000台を超えるネットワーク機器の安定稼働を支える役割です。監視サーバーから届くアラートメールを起点に、障害の切り分けを行います。必要に応じて機器の再起動や交換手配などの対処も行っています。さらに、ネットワークに関する問い合わせ窓口も担当しています。VCやメール、プロキシシステムなど、ネットワークに関係する相談全般の一次窓口です。電子承認や依頼に基づき、ファイアウォールやロードバランサー、スイッチなどの設定変更も行っています。

かなり幅広い領域を担当されているのですね。今回の受賞コメントでは、自動化の取り組みが紹介されていました。背景にあった課題を教えてください。

H.O

当初のネットワーク運用は手作業が中心でした。設定変更やログ取得、確認作業などの定型業務に多くの時間を使っていました。その結果、担当者ごとのスキル差による品質のばらつきが生まれていました。ヒューマンエラーも発生しやすい状況でした。新人教育の負荷も大きく、慢性的な課題になっていました。こうした状況を変える必要があると感じ、自動化と標準化に踏み出しました。

具体的にはどのような取り組みをされたのでしょうか。

H.O

まずは業務内容を棚卸ししました。どの作業が定型的で、どこに時間がかかっているかを整理しました。そのうえで自動化に適した業務を選定しました。Pythonを活用し、コンフィグ取得や世代管理、差分チェック、定型コマンド実行などを自動化するツールを開発しました。ツールだけではなく、誰でも再現できるように手順書も整備しました。さらに勉強会やOJTを通じて教育の仕組みも整えました。ナレッジを共有する仕組みづくりも同時に進めました。

メンバーの巻き込みや教育にも力を入れたのですね。

H.O

はい。一人で自動化しても現場全体は変わりません。ツールの使い方だけでなく、なぜ自動化するのかという意図も共有するようにしました。勉強会では実際の業務を題材にし、メンバー自身が手を動かす形で進めました。OJTでは隣で画面を見ながら、一つずつ確認していきました。こうした取り組みを続けることで、属人化を少しずつ減らせたと感じています。

その過程で、特に大変だった点はどこでしたか。

H.O

自動化を進めるうえで、Pythonを一から習得する必要がありました。それまで業務で扱った経験がなかったため、最初は文法の理解だけでも時間がかかりました。エラーの内容が分からず、原因調査に多くの時間を使うこともありました。公式ドキュメントを読み込みながら、少しずつ知識を増やしました。同時に、実際の業務を小さな単位に分け、簡単なスクリプトから作り始めました。その積み重ねで、実運用に耐えられる自動化ツールに育てることができました。試行錯誤をやめないことが大切だったと感じています。

日々の仕事で大切にしている価値観についても教えてください。

H.O

当事者意識、チームワーク、最後までやり抜く姿勢を大切にしています。自分の担当範囲だけにとどまらず、気づいた課題には主体的に関わるようにしています。改善提案や対応を続けることで、チーム全体の成果につながると考えています。また情報共有と相互フォローも意識しています。特定の人にしか分からない作業が残らないようにするためです。自動化ツールの開発では、途中であきらめず最後まで形にすることを重視しました。運用現場で実際に使えるレベルまで到達することで、初めて価値が生まれると感じています。

当事者意識を持った行動が、改善につながっているのですね。日々の業務の中で、チームワークを意識している場面はどのような時でしょうか。

H.O

障害対応では、一人で完結するケースは多くありません。ネットワークだけではなく、サーバーやアプリケーションの担当とも連携が必要です。そうした状況で、相手の立場や状況を理解しつつ動くことが大切です。情報をこまめに共有し、判断材料をそろえることを意識しています。チーム内でも、ツールの使い方やトラブル事例を共有するようにしています。互いにフォローできる関係を築くことが、全体の安定運用につながると感じています。

今後挑戦したいことや、目指している働き方について教えてください。

H.O

今後も自動化と効率化をさらに進めたいと考えています。属人化に依存しない運用体制を構築することが目標です。そのためにPythonなどの技術力を高めていく予定です。同時に、ナレッジ共有や教育にも力を入れたいです。チーム全体の生産性向上に貢献できる人材を目指しています。個人の成果にとどまらず、組織として継続的に成長できるような働き方を実現したいです。

最後に、この記事を読む方へメッセージをお願いします。

H.O

ネットワーク運用の現場は日々変化しています。その中で、手作業に頼らない仕組みづくりと、チームで支え合う体制づくりが重要だと感じています。今後も改善と学びを続けながら、より良い運用を実現していきます。

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